2013年06月03日

第12回:永久保有銘柄を求めて…

あなたは、世界で一番の投資家の名前をご存じでしょうか?
いきなり答えですが、
ウォーレン・バフェット(以下、バフェット)と言う人物です。

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バフェットは投資家として優れているだけでなく、人間的も非常に尊敬できるところが多く、自分は彼の投資哲学だけでなく人生哲学にもかなり影響を受けています。

特に投資で成功すると、ほとんどの人が早々と引退していく中で、生涯現役宣言をしており、80歳を超える今もバリバリの現役投資家です。
この歳をとっても衰えることがない投資への情熱と熱意は本当に凄いと思っています。

では、バフェットの投資スタイルとはどのようなものなのでしょうか?
実は彼の投資スタイルも人生のスタイルもほとんど同じで一言でいえば、『雪だるま』です。

バフェット自身で書いた伝記はないですが、本人公認の伝記である『スノーボール』にも、下記の言葉で占められています。
スノーボール (上) ウォーレン・バフェット伝 [ハードカバー] / アリス シュローダー (著); 伏見 威蕃 (翻訳); 日本経済新聞出版社 (刊)スノーボール (下) ウォーレン・バフェット伝 [ハードカバー] / アリス シュローダー (著); 伏見 威蕃 (翻訳); 日本経済新聞出版社 (刊)

『本当に良いもの、良い人(妻、友達、師匠など)を時間をかけて見つけ長期に良い関係を続けることで、雪だるまをひたすら大きくしていきました。
ちょうど良い具合の雪があれば、雪の玉は必ず大きくなる。
私の場合がそうだった。
お金を複利で増やすことだけを言っているのではないよ。
この世のことを理解し、どういった友人を増やすかという面でもそうだった。
時間をかけて選ばなければならないし、雪が良くくっついてくれるには、それなりの人間にならなければならない。
自分が湿った雪そのものになる必要がある。
雪の玉は山を登って引き返すことはできないから、転がりながら雪をくっつけていったほうがいい。
人生とはそういうものだ。』



彼は人生も投資も時間をかけてゆっくりと『雪だるま』を大きくしていきました。

例として、彼は投資で「ある会社」に長期に投資して、大金持ちになりました。
では、何に投資して大金持ちになったのでしょうか?

まだ誰も知らないバイオテクノロジーの会社や、最先端にIT企業に早い段階で投資して、金持ちになったと思われる方も多いかもしれませんが違います。

実は誰でも知っている会社に投資しました。
何だと思いますか?
ちょっと考えてみてください。



















その会社名はコカコーラ社です。
コカコーラ.jpg

おそらく、好き嫌いはあるにせよコカ・コーラを飲んだことのない人はいないでしょう。
そうです。
みんなが知っている。みんなが飲んでいるコカコーラ社に投資しました。
ちなみに缶コーヒーのジョージアやアクエリアスもコカコーラ社のブランド商品です。

コカコーラ社は、アメリカで1886年にコカ・コーラの販売を開始しており、バフェットがコカコーラ社の株を初めて買ったのが、1988年になります。
そう、会社ができてから100年近く後です。
ここからわかることはバフェット氏はコカコーラ社ができて、まだ会社の規模が小さいうちに先見の目を持って投資したわけではないという事実です。
それでも、その後、買った株は10倍以上になっており、今(2013年)も株を所有しています。
つまり、ある程度大きな会社でも強力なブランド力事業の拡大余地さえあれば10倍株は狙えるということです。

そして、このことからわかることは、あなたもコカ・コーラの会社名、商品は当然知っていたし、もし、あなたも1988年にコカコーラ社の株を買っていれば、その後、資産がほっといても10倍以上になっていたという事実です。

フランスの作家マルセス・ブルーストは
「真の発見の旅の本質は、新しい景観を探すことではなく、新しい見方を見つけることだ。」
と言っていました。

つまり、あなたの身の回りにも、あなたに見えていないだけで、コカコーラ社のような会社があるかもしれないという事実です。

そして、コカコーラ社の株を買ったときにバフェットは下記のように言ったそうです。
『まるで好きな女性と結婚する時のようなものです。
 彼女の目がいい?それとも彼女のパーソナリティーがいい?違います。
 すべてがいいのです。どこがいい何て言えません。』

ニューヨークタイムズの記者から「保有期間はどのくらい」と聞かれると、「永遠」と語り、コカコーラ株を「永久保有銘柄」にすることを明確にしました。

また、バフェットは、
『あなたが買った株を毎分価値が変わる紙切れを持っていると思うのではなく(実際には確かに株価は毎分変動しているが)、家族と買った不動産の一部を所有しているように思ってほしい。
あなたが小さな雑音(不況のニュースや買った株のちょっとした悪いニュース)にいちいち反応して、家族で共有している土地やマンションを売らないように、株もそのように考えてほしい。』と言っています。


ここまで読んでみて、あなたもバフェットのように一生付き合っていきたい株を一つ持ってみたいと思いませんか?
自分だけの永久保有銘柄を探してみたいと思いませんか?


次回からは、株の購入編ということで、いよいよ銘柄選定に入っていきたい思っています。
自分が考えた『あなただけの永久保有銘柄選定方法』をベースにあなたにあった永久保有銘柄探しの旅を一緒にしていきたいと思いますので、楽しみにしていてください。


【補足】
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posted by 長期投資家やぶっち at 00:00| Comment(0) | 第04章:銘柄選定 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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